豪華な駅ビルの建設が進み、より存在感を増していくであろう広島駅前の商業圏。
地元百貨店「福屋」が八丁堀本店から1kmちょいしか離れていない駅前にも支店を確保していたのは、僥倖といえるのか、それとも、あえなくすり潰されてしまうのか。
くたびれた店内を見る限り、だいぶ厳しそうだなと思っていたところ、先ごろ、売り場を6割程度に圧縮する形での大改装が始まったようです。
そんな経緯で、7階のリビングフロアに入っていたこちらのお店も閉店です。
猿猴橋町の古い果物店「田丸果実店」の関連店だと思うのだけど、近年、広島中心市街に店舗を増やしているフルーツパーラー。
店内はホテルのカフェみたいな雰囲気で、大きな窓からは駅前の風景が望めますよ。ゆったりというよか、なんだかガランとして、チグハグな印象も。こちらでの営業は3年半とのことなので、なにかの居抜きで使ってたんだろうな。
入口で注文会計を済ませると、おしぼりを手渡され、お好きな席へどうぞという、ラフな対応でした。
ちなみにモーニングは14時まで提供なんですって。なぜなら、開店が10:30ですでに朝もクソもない時間だからなんだけど、もっと他の名前があるやろがいって思いました。
パーラーを始める前は、生ジュースがおいい果実屋さんとして有名だったようで、フルーツサンドにミックスジュースがつくセットと激しく迷ったんだけど、今回はパフェをしばくことにしましたよ。
いろいろ入る定番品。フルーツそれぞれは気張らないものだけど、とりどり乗って値ごろ感があります。
中央にそびえるミルキーなソフト、フランボワーズのアイス、そして、再びのカットフルーツ層を経て、シリアルとジャムに到達する構成。
定番ミックスの他、季節果実のパフェもあったんだけど、今風オサレなパーラーというよりは、やや昭和の臭いも残しつつのお店に感じますね。
軽くお茶するつもりが、けっこう食べであったのよ。
これ、ダブルにしたらどうなるのか…
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