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広島・胡町「薬研堀 八昌」のそば肉玉

いたるところにお好み焼き店がある広島の街。

私のような初心者にはどこで食べたら良いのか皆目見当がつかんのですが、奇をてらわないところでは「八昌」というお店の系譜に存在感があるようですね。

なかでも薬研堀にあるこちらのお店が代表格なんだって。

お店は薬研堀の歓楽街に立地します。

夕食にはまだ早い時間にたどり着いたのですが、すでにしっかり行列ができておりましたよ。この近所にもお好み焼き屋はいくつもあるのに、やはり、こちらは一味違うということなのか。

店内はコの字型のカウンター席になっており、観光客だけでなく、地元のおなじみさんも含め満席の賑わい。客回転はあんまり良くないです。外でも待つし、入店してからも、提供までかなり時間がかかりました。

この間、私は慣れないレモンハイを飲み続け、すっかり酔っ払ってますわ。下戸しょぼぇ。

こちらは他店のようにいたずらな海鮮推しはせず、シンプルなそば肉玉をオススメしているお店。トッピングもチーズやネギ程度で、オーダーはほぼ決まってるんだけどな。

店内で調理の分業もしてるけど、お好み焼きについては、大将がほぼすべての仕上げを担当するのがボトルネックであり、ウリということか。

当店のお好み焼きは、茹で上げの麺を鉄板でカリッカリになるまで焼くのが特徴です。

麺が焼けたら、奥にある別鉄板から持ってきた、蒸しキャベツ皮を乗せ、ぎゅうぎゅうと押し付けつつ 、整形していきます。んで鉄板上で割り伸ばした双子玉子の上に被せ、しばし後に裏返し、ソースを塗って、コショーに青のりで完成よ。 

正面の席から、何枚分もLIVE観覧していたので、なんだか自分でも焼けそうな気がしてきてさ。調子に乗って、帰ってからホットプレートで作ってみたんだけど、いい勉強をさせてもらいました。

広島式らしく土台となる小麦粉皮は蓋の役割なので、あえなく剥がれがち。一体感はありませんね。じっくり蒸されたキャベツともやしの甘み、茹であげ麺のパリッパリな歯ごたえ。

もちろんおいしいし、丁寧な仕上がりであることは間違いないのだけど、その一方で観光大手でやっつけられたものと、どのぐらいの開きがあるかというと、お好み焼きという料理には、そこまで大きな振り幅は存在しないんじゃないかとも思うのです。

相当に待つことを考えると、手近なお店で焼いてもらうのと、どっちが良いのかは各人のこだわり次第かな。実際、広島市内で相当数のお好み焼き屋さんが共存できている意味がなんとなく分かった気もします。

みんな近所のお店を選んでるんじゃねーか?

帰る頃には、行列は更に伸びておりましたよ。

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