北九州麺紀行の一発目はラーメンです!
昭和21年創業の「ぎょらん亭」は、ご当地における豚骨ラーメンのパイオニア的存在なんだって。
旦過市場の向かい側にも支店ができましたが、せっかくなので本店を拝んできましたよ。
中心市街からちょい外れた立地で、各種スポーツ施設が集まる「三萩野公園」に隣接しております。
「北九州メディアドーム」という立派な体育館が見えたのだけど、あれは競輪場だったんだね。
つか、小倉こそが競輪発祥の地だったのか。その他、市内には小倉競馬場や若松競艇も揃っているし、やはり、ギャンブル王国な土地柄でもあるのだろうな。
本店店舗は気さくな平屋建で、裏手に大鍋をならべて豚骨を炊いている光景がチラリ見えました。
簡素な造りの店内は、使い込まれてはいるけれど、清潔に維持されている様子。
平日夜口開けはパラパラ程度の客入りで、兄貴が優しく対応してくれましたよ。
スープは創業以来の十割と、鶏ガラを加えた二八、泡系ドロスープを選択可能。
私は十割をいただきました。
ゲンコツのみを使った、ほどほどトロリなとんこつスープ。
臭みはほぼ感じず、こってりしているけど比較的マイルドな口当たりなんだね。
そのままズバズバと飲みほしたくなる勢いだったけど、塩が強めなので、かろうじて踏みとどまれた次第。
麺も細と中太が選べるのだけど、細麺が旨いよって言ってた。
ぱっつりな細麺ときくらげのコリコリ食感。
トロトロなチャーシューが甘い味付で、そのせいか、タレもやや甘めに感じるかな。
うん、旨かった。
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