甘いものの存在感が弱いような、小倉の街。
とかく厳ついイメージからは当然のようにも思えるのですが、一応城下町だし、工場街には意外と甘いものも欠かせないので、どうしちゃったんだろうね。
全国に名を馳せているのは、小倉中央商店街に店舗をかまえる、こちらのお店くらいかな?
甘味処としても、ご当地での希少な選択肢になっております。
販売店の奥に、こんなにキャパがあったのかと驚く立派な飲食スペースが設けられており、甘味だけでなく、きちんとした和食膳から、うどんそば、洋食まで、幅広く提供。まるでデパートの大食堂の如きあり様なのです。
ゆったりとしたソファ席では、小倉奥様達が楽しげにアフタヌーンティーしておりますし、男どもはラーメンすすってるし、なかなか面白い光景だな。
甘いものも和洋揃っており、タッチパネルで注文を通す近代式。
栗饅で有名なお店なので、今回は和栗を使ったモンブランをディンブラ共にいただきました。
メレンゲとクリームを芯にしたタイプで、マロンクリームも自家調合っぽい感じ。
でも、本来は濃厚な洋栗のペーストで作るスタイルそのままなので、ちゃんと和栗を使っていたとしても、そのお味や風味は全く目立たないわ。
やはり風味の弱い栗渋皮煮とバニラアイス、ココナツ、マロンソースが添えられます。
ゆったりとゆっくりと過ごせる良い環境なんだけどね。
お菓子については素直にあんこものの方が良かったかも。
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