北九州の駅弁といえば、かしわ飯！
全国的な知名度は「東筑軒」の方が上かもしれませんが、あちらは折尾が本拠地らしいので、今回は小倉ご当地の「北九州駅弁当」のお弁当を買ってきましたよ。
明治の頃より、門司や小倉で弁当を扱っていた2社が合併して、昭和31年に生まれた会社らしく、そのルーツまで遡ると、九州最古参といわれている駅弁屋さんです。
小倉駅構内に売店を構えて、パンなどと共にお弁当を販売しておりました。
逆に小倉駅の改札外には、駅弁を扱うお店が一つも無いんだよ！ 井筒屋まで行かにゃならん！
そんな謎な事情故、この日はわざわざ入場券を買って、お弁当を調達したのです。
扱うお弁当は4種類。
おこわにとりどりの具材を乗せた無法松弁当も気になったのだけど、やはりビギナーは基本のかしわ飯からでしょうね。
鶏出汁の炊き込みご飯の上に、薄切り親肉の甘辛煮、錦糸卵、海苔を斜めに配置するこの独特なスタイルは、どこが元祖なんだろうね？ やっぱ「東筑軒」なのか？
こちらでも、今日日とんと見かけなくなったえんどう豆の甘煮も含め、概ね型を踏襲しつつ、切り干しや玉子焼、さらには缶詰みかんまで加わってしまう豪華版でした。
みかんのせいでレンジ殺しでもありますが、このお弁当は冷めたままでもおいしくいたただけますよ。
食べごたえもありつつ、価格も比較的お手頃という、なかなか良いお弁当ですね。
ぬか炊きのお土産パックも売られておりました。
これも他社商品よかお手頃価格なので、お土産には重宝しそうですね。
サバは半身分のニ切れが入っておりました。
骨が抜いてあるので食べやすいな。
缶詰的なかっちり煮になっております。
わずかに糠の酸味も感じる健康的な調味で、これもなかなかイケますよ。
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