2023年8月までの記事を =懐古編= https://taputapu.info/archive に移設しました。
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宮交シティ「味のガンジス」のチキン南蛮カレー

地カレーというジャンルがあると思うのです。

もちろん、ラーメンのように地域ごとにお味の多様性や共通スタイルがある例は多くはなく、むしろ繁華街やターミナルなど日常の傍らで長らく営業を続けているお店自体が神体化して、その土地のソウルフードとなっている類。

宮崎ではガンジスカレーというものが目にとまりました。こちらが面白いのは、昭和37年に宮崎空港ターミナルビルと共に誕生して、空港のカレーとして親しまれてきたという経緯よ。

たしかに鉄道の弱い土地でありますが、あらためて、人の出入りに飛行機が大きな役割を持っている土地なんだなと感じます。

ガンジスカレーは宮崎空港のレストラン「コスモス」、カフェ「カンナ」で供される他、南宮崎「宮交シティ」にも唯一の専門店を出店しております。

ちなみに、元ダイエーだったこちらのショッピングセンターには「宮崎交通」のバスセンターも併設されており、鉄道も含めた本来の交通の要衝は、宮崎よか南宮崎の方なのかもしれませんね。

飲食に関しても地場系のお店がいくつか見えて興味を惹かれたのですが、広すぎる店舗でバイトちゃんたちがゆるゆるやってる「おぐらきんなべ」よか、カウンター内に熟練のコックさんが陣取るこっちの方だよな。 

ガンジスカレーはピーナツバターが隠し味なんだそうです。

どちらかというと、あんまり個性をキメてこないポッテリ仕上げのひき肉玉ねぎカレー。お味の中毒性は薄そうなんだけど、反面、苦手な人もいないだろうなって感じでした。

やはり、定番はカツカレーなんだろうし、店の推しはシェフ手捏ねのハンバーグカレーらしいのだけど、私は旅に浮かれて観光メニューでもあるチキン南蛮乗せにしちゃったのよね。 

結論からいうと、トッピングとしてはイマイチで、南蛮酢が米に染みて酸っぱくなるし、カレーの味にも侵食してくるほど。タルタルも過剰だしな。

分けて食おうな。

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