2023年8月までの記事を =懐古編= https://taputapu.info/archive に移設しました。
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【太る旅】 門司港でもじもじした

オヤジギャグでごめんなさい! 門司港にやってきました!

小倉駅からJRで14分。こんなに近かったんだね。

まぁ、なんともステキな門司港駅なのよ!!

大正時代に建てられた駅舎は、東京駅とともに国の重要文化財にも指定されているそうです。

ここを観に来るだけでも十分に観光価値がありますね。

2019年に保存修復の工事を終え、レトロな味わいを残しつつ、とてもキレイになっておりましたよ。

門司は本州と関門橋でつながる九州の玄関口。

関門海峡という海路の要衝にも面した歴史ある港町です。

その昔は筑豊の石炭の輸出港として大変に栄えた、一大貿易港だったのですが、やはりエネルギー転換の影響で、沈滞の道を辿っているのは北九州共通の課題だよな。

正直、橋と港のイメージしかなかったのだけど、こんなにも観光化されていたのか!

”門司港レトロ”という、なんともダサい看板を掲げつつ、ご当地に残る古い建築物の保存や移築を行い、北九州におけるベタな観光要素の全てを背負える場所を構築していたのです。

産業の衰退を見越して、しっかり種を撒いておいたということなのでしょう。

登録有形文化財である「旧大阪商船門司支店」

今は北九州市の持ち物で、ショップやギャラリーが営業しております。

「旧門司税関」は内部の痛みが酷かったらしく、鉄骨で補給しつつレンガ造りの外観を復元しました。

国の重要文化財である「旧門司三井倶楽部」は山の方から移築されたもの。

元々三井物産門司支店の社交クラブとして建てられてもので、有料部分には林芙美子資料館と、かつてアインシュタインが泊まった部屋が当時のまま展示されておりました。

「北九州市大連友好記念館」は友好都市大連の東清鉄道汽船会社事務所を複製した新しい建物です。

後ろに見えるのは「門司港レトロハイマート」という、黒川紀章設計のタワマン。周囲には全くそぐいませんが、これはこれで灯台的なランドマークになっています。

黒川タワマンの最上階には商売っ気の薄い展望台が設置されており、このように景色がとても綺麗です。

せっかくなので名物の夜景を見ようと待機していたけど、日がなかなか沈まねぇから、すぐに出てきてしまった、せっかちの図よ。

眼の前を大きな船が次々通っていく様を眺めつつ、旅の時間をゆったりのんびりと過ごせるような、心の余裕がほしいよな! お菓子屋ばっか探さずにさ!!

歴史建造物はまだまだありまして、これらを撮影などしつつ巡るだけでも十分に楽しめます。

主要なスポットは駅から500m範囲内に集まっているので、徒歩観光や短めの旅でも便利ですね。

関門海峡の歴史や文化を学べるという「関門海峡ミュージアム」はダメな施設なので要注意!

「関門海峡のミュージアムって、何を見せる場所なんだ?」って部分がフワフワのスカスカでさ。

観光中心部からやや孤立した立地の上、クソの如きゲームや陳腐な映像コンテンツなど、”先端のデジタルテクノロジー” という業者の甘言に、まんまと騙されてしまったんだなというつまらん展示です。

唯一、関門海峡を臨むカフェスペースだけは立派だけどね、カフェとしては全然立派じゃないんだよなぁ。

なんだか、禍々しき人形多数が飾られておりました。

海賊と呼ばれた男の「出光美術館 門司」は、先ごろ、プライスコレクションの半分を買い取ったらしく、自慢気にちょっとずつお見せします商法を展開。一応、出光創業史料室も併設されているのだけど、それを足してもボリュームの軽い展示でした。

今回は時間が足りず、「九州鉄道記念館」に行けなかったのが超心残りなのよ! 

海峡ミュージアムに寄らなきゃよかったんだよ!

港には「海峡プラザ」というショッピングモールがあり、ここで北九州に来て初めてのお土産屋さんらしい売り場を巡ることができました。

ちなみに北九州観光協会直営の「北九州おみやげ館」も門司港に設置されており、お土産調達ならば、最も充実しているこのお店がオススメです。

門司港レトロが、中国人観光客等で賑わいを見せる一方、門司旧来の繁華街はだいぶ寂びた印象でしたね。

距離も近いし、それっぽいカフェがそこそこできていたり、歴史ある飲食店なども残っていたりするので、ほんとなら、ろくでもない焼きカレーなんか食ってる場合じゃねぇんだけどな。

港だけでなく、商店街エリアとの回遊が上手くいくと良いな。

そして、対岸の下関とは、渡船で繋がっているんですね!

もちろん乗りますとも! !

最も狭い場所では約9.4ノットになるという早い海流に負けないよう、ぶっ飛ばして航行しており、あっという間の5分ほどで到着してしまうのです!

なるほど、海を挟んだ他県ではありますが、唐戸と門司港は一体の観光エリアとしてくくってしまっていいんだな。船の一日券を買って、何度も行き来したいぜ!

ライトアップされた夜の風景もメッチャ綺麗です。

ただ、日が暮れると営業しているお店はだいぶ限られてくるので、食事や夜遊び等の利便を考えると、宿泊は小倉を拠点とするのが良いのかも。

今回は門司の地元飲食を全然巡れなかったので、いずれまた機会があれば。

コメント一覧

  1. 匿名 より:

    過去の記事が見られなくなっているのは何故ですか?

    • >匿名さん
      記事数が増えすぎちゃったから、別の場所に切り分けたのよ。
      それに伴う不具合がすごくて、未だ収拾できてないから、告知も遅れてます。

  2. ミノブタ より:

    おお、税関のカスタム君。。横浜税関と顔が違う。。

  3. ミノブタ より:

    taputapu.info/archive/
    ここから先のリンクが切れてるっぽいですよ

    • >ミノブタさん
      お見苦しくて、すみません。
      毎日どこかしらがおかしくなっているのですが、メンテする時間が無いし、そもそもどうして良いかもわからない!
      年末までにはなんとか安定させたいなと思っているのですが……

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