太平通り商店街にできた黒糖ぜんざい専門店。
近年、首都圏でも増えている、今風かき氷店ぽき体裁よね。
のうれん市場側の出口。よりによって、「上原パーラー」と「奥間青果」に挟まれるドベドベな環境では、若干の違和感というか、ぶっちゃけ、浮きまくりな存在です。
ただ、那覇の中心部において、沖縄ぜんざいを通年提供する、小綺麗な飲食環境のお店ってのは、意外と貴重で、十分な観光価値があると思います。
石垣乳牛の黒糖ミルクぜんざい。
頭にゆるいクリームを乗せておりますが、底に黒糖煮の金時豆を仕込んだ、わりとオーソドックスなぜんざいです。味変用にコーヒーシロップを添えてくれるので、最後まで飽きずにいただけますね。
ちなみにこれはハーフサイズ。ご覧のように十分なボリュームがありますから、フルを頼む方は要注意ですよ!
暑ぃ時期にはザバザバ食えるんだろうけどさ。
この鮮やかな姿がなんとも南国!
ドラゴンフルーツの黒糖ぜんざいもたっぷりなハーフサイズです。
フルーツ味であれ、底には金時豆煮が仕込むのが、黒糖ぜんぜい専門店としての譲れないアイデンティティのようです。組み合わせの妙というよりは、ほっこりな箸休め的な機能か。
お味はちゃんとおいしい。氷もふわふわだし、ひとつひとつ丁寧に仕上げているし、もっとナンパなお店かと思っておりましたが、いやいや、嬉しい誤算です。
紅芋ぜんざい(温)とお抹茶のセット。
かき氷はまだ寒いよって方には、温かい紅芋ぜんざいも提供しております。
これもお餅にまで紅芋を使うこだわりよ。
ほっこり芋汁に香ばしいごまを散らし、底にはやはり金時豆が見つかりました。
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