ゴテゴテして、騒がしくて、胡散臭ぇ。
まさにオープンワールドの大阪テーマパークといった雰囲気の新世界です。
ふぐ型大提灯は撮りたいけど、お店に入りたいわけではない「づぼらや」は、コロナ禍を生き残れなかったようですが、その後、インバウンドもすっかり回復して、街は多くのアジア人観光客で溢れておりました。
爆発的の増殖した「だるま」など、串カツ屋には事欠かないエリアです。
ただ、もはや、ふらり立ち寄れるような気さくな食いもんでもなくなっているようですな。
「近江屋」にもしっかり行列ができており、夕方の口開けには、たちまち席が埋まりましたよ。
看板婆さんも健在。元々と愛想のあるお店では無さそうだけど、大混雑をさばくためのマニュアル対応が、塩っぽさをより加速させているのだろうな。
盛り合わせは、左からたまご、鶏唐、ハモ、タコ、豚、牛という内容。
こちらの串カツは、他とは違うフリッターのような分厚い衣が特徴なんだよね。
餅包み揚げのような独特のモッチリ食感で、粘度あるソースに絡みまくります。
そもそも、熱々の揚げ物がマズいはずもないのよ。一方で、やはりソース味が強いため、ちびた具の種類やクオリティなぞは、どうでいいやとなりがちよね。なんなら、合間にかじる、さっぱりキャベツが一番旨いまであるし。
なお、鶏唐だけは衣が違って、やや揚げすぎなコンディション。
つか、えっれぇ硬ぇなと思ってたら、骨付き肉の骨の部分を一生懸命かじっててたわ。要注意だぜ!
コメント一覧