2023年8月までの記事を =懐古編= https://taputapu.info/archive に移設しました。
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阪東橋「カフェ ヨシズミ」の自家製プリン

富士見川公園の向かいにできたカフェ。

山手の桜坂にあった「季節の喫茶 吉住」が移転してきました。

よりによって、こんな場末にか… 

と、半ば驚きつつ開店の報を受けたのですが、改めてあたりを見回すと、すっかり小綺麗なマンション街になっておいるのです。未だにドベドベの下町感覚を引きずっているのは、古い地元民だけなのかもね。

新店はイセザキモールの最果てから、さらに脇に入ったアピールしない立地。そこそこ人通りはあるようで、興味津々で中の様子をうかがう姿もちらほらありましたが、まだまだ認知は浸透しておらず、今んとこ、旧店の常連が様子を見に来店するケースも多そうです。

店内はどこぞのワインバルのようなカッコイイ造りだし、雰囲気良くお茶できそうじゃんか。こういうお店が増えてきたことで、もはや「うちの最寄り駅はJRだと関内です」などと詐称する必要もなくなってきているのかも。

山手時代も良い評判が多く聞こえてきたお店なので、覗いてみたいなぁと思いつつ、あの坂を登るガッツはついぞ出てこなかったデブだったのですよ。

お店も品良き風だったし、てっきり有閑マダムが趣味でやっている系かなと想像していたのですが、実は全然違うようで、千葉から出てきた綺麗なお姉さんが一人で頑張っておりました。

なんだかヒマなオヤジが好みそうな要素が満点なのは良し悪しか。

メニューはコーヒーを看板に、若干のおやつを添えてスタートしております。

オリジナルブレンドとチーズケーキ。

コーヒーはおいしく淹れてくれてますし、器もリッチにこだわっている風。

苺とゆずジャムを添えた濃厚タイプのチーズケーキもおいしいですよ。

自家製プリンとヨーロピアンブレンド。

ちなみにコーヒーとおやつの取り合わせは逆の方が良かったかもです。

硬めなレトロ仕上げのプリンは、たっぷりのカラメル液に浸って不足なきお味です。

ワンオペとなりますが、接客も、ドリンク、お菓子も全く危なげない様子で、滑り出しから良カフェであることは間違いありません。

ただ、朝な夕なに立ち寄る店というよりは、たまの贅沢的な使い方になると思うので、この先も長く支えていけるか、阪東橋という街が試されているんじゃないかな。

コメント一覧

  1. やまじ より:

    恰幅さんの文章の熱量が高めだったので行ってみました。
    午前中に伺ったらヒマなオヤジが好みそうな要素が満点というのはまさにそのままで、客はわたしを含めて全員おっさんでした。
    ヨーロピアンブレンドとチーズケーキをいただきましたが、どちらも濃厚で美味しかったです。
    明るくて健康的な店内。
    長続きしてほしいお店ですね。

    • >やまじさん
      女性シンガーソングライターに目当てのオヤジが客席を埋める「CROSS STREET」みたいにならなきゃいいけど。

  2. たんこ より:

    わ、美容院かと思ってました。チャリンコで通るのでしっかり見えず
    素敵なお店らしいので次回チャレンジしてみます。ありがとうございました。

  3. たんこ より:

    そういえば山手駅の近くにあったフレンチ総菜のお店「oguro」も南区のそれも
    六ッ川に来てます、今はレストランも併設されているようです。
    次は何かな?楽しみな南区です!!

  4. てっつん より:

    たんこさん、管理人さん、
    おいら、「ケーキ屋さんができたのか?!」と楽しみにしていたら、美容院でした。。
    店構えからしてかなり美味しさ期待高だったのですが・・・

    • >てっつんさん
      女性向けを進めると、同じような路線にたどり着くのかしらね。
      ほんっとにまぎらわしいから、美容院は赤青白をくるくるさせててほしい。

  5. Ca より:

    男性のお客さんが多いって聞いてたので不安でしたが、女性のお客さんの方が多くて、安心しました。
    いいお店ですね。
    コーヒーとプリン、とても美味しかったです♪

  6. KISE3 より:

    驚愕の事実を知りワナワナしております。
    横浜訪問の際のランチは吉住と決めており、ランチが週一になった事を寂しく感じておりましたがまさかの移転!! 大人の上質な雰囲気と客層。紅茶をおいしく入れてくれるお店は稀有な存在でしたので個人的にとても大切なお店でした。応援を兼ねて訪問してみようと思います。情報本当にありがとうございます。コメントを書くことはないのですが驚愕の事実とこちらのサイトのいちファンとしてこれからも楽しみに読ませて頂きます。

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