往時の賑いを取り戻した横浜中華街。
中国人団体客はあんまり見なくなった気もしますが、その代わりに店頭グルメを食べ歩く若いお客さんがさらに増えたような気もします。
食べ放題店ばかりの大通りでは、老舗の「聘珍樓」が倒産して地元を震撼させる中、高級レストランには大変厳しい時代だといわれております。
このまま神戸の南京町のようなろくでもない屋台街になってしまうのかと危惧する向きもありますけど、個人的にはそれなりに棲み分けは出来てるんじゃないかとも感じるのよね。
少なくとも、名の知れたお店については、週末にふらりと出かけても席が確保できるような時代はとっくに終わっているように感じます。

おしゃべりを楽しみたい時はゆったり過ごせる「萬珍樓」も、だいぶ前から手配したのに、なかなか時間の都合がつかなくって参ったわ。
サービスはざっかけない中華街スタイルですし、個々盛り提供も好かれ悪かれなんだけど、店内環境は中華な高級感があり、観光で案内してもハッタリが効くお店です。

お昼の麒麟コースをいただきました。
外食はどこも値段が爆上がりしているので、萬珍がむしろ安く感じるおかしな状況でもありますよ。

大山鶏と金華ハムの蒸しスープ
こういうのをコースに入れてくれるのは嬉しいよね。

大エビのマヨソースと平貝のチリソース

窯焼き豚とれんこんの特製味噌煮込み

ブロッコリーとエリンギの蟹肉あんかけ

窯焼き叉焼と搾菜の炒飯
お料理はどれがすごくおいしいみたいなのは無いんですけど、底堅い安定感かな。

山桃ソースの杏仁豆腐
やっぱし、デザートがおいしいと、コースが締まりますよね。

お土産のパイナップルケーキ。

おまけの桃饅頭
「老維新」はキャラ饅頭で調子に乗ってるよね!
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