関帝廟通りにある中国家庭料理のお店。
この通りは、今でこそ賑やかな食べ放題店なども進出しておりますが、昔はもっと薄暗く、家庭的な小店が多かったよね。
関帝廟にもほど近い「興昌」は、他店とはやや毛色の異なる老オーナーシェフのお店です。
メニューの品数は多くはないのですが、ほんのり創作みも漂って、ちょっと面白い内容なんだよね。名物は残った餡に麺を絡めて食べられる、渡り蟹の炒め。
平素から、混み合う印象はありませんが、その代わり、常連コミュニティが濃厚な印象です。
しかしまぁ、こういうお店で聞こえてくるオヤジたちの話は生臭ぇな。小さい店でブカブカとタバコを吸うなよなとも思いますよ。
うん、なんとも味気ない姿でやってきましたな。
店頭に看板が出ている鶏麻油素麺がずっと気になっていたのです。
やっぱり台湾系のお店なのかな?
麺は文字通り、スルスルのそうめんが使われれておりました。
具は鶏肉と生姜の薄切りのみ。
スープは淡い塩味で、本来なら、鶏の真面目な出汁が出ていたり、香ばしい脂が絡みついて、うみゃいってお料理だと思うのだけど、見た目に通りに弱くって、麺の印象しか残らないな。
こういうシンプルなメニューは、それぞれがきっちり役割り果たさないと成立しなさそう。
コメント一覧
何気に好きな店です、、、タバコをのぞいては 笑
>jincunさん
思えば、卓に灰皿が標準装備だった時代って、そんなに昔じゃないですよね。
今日行ってきました!素麺大好きなので、吸われたw
ホタテの刺身美味しかったです。
たまたまなのか、灰皿は1つもなくて、タバコ臭さもなかったですね。
ガラガラでしたが…。
>みこにゃーさん
ランチおじさんがいなくなると、諸々清浄化されるのかもね。