京急百貨店でやっていた「京都味めぐり」
地下食品街の屋台スペースに、変わり映えのしないお店が、ちょこちょこっと出てくるだけのミニ催事なんですけど、そのタイミングに合わせてか、銘菓コーナーに鍵善のお菓子が入ってきましたよ。
聞くところによると、店主が「横浜で黒板が売れんのか?」的な危惧をSNSで呟いたらしく、当日は売場のヲバチャンらも騒然としておりました。
きーーーー! 京都の奴らめ!! 詫びを解するのは自分らだけだと思ってからにぃーー!!
もはや、東夷の沽券に関わる問題なので、京都といえば餃子の王将のことしか考えていない上大岡民の代わりに、私が一箱引き取ることにいたしましたよ。
ちなみに、鍵もちはすでに売り切れでした!!
我が家の安い蛍光灯が反射してしまって、すんませんね。
黒板は生姜風味の黒糖をパキッと固めたお菓子です。
表面の泡の部分?の景色も味わい仕上がっており、なかなかカッコイイ姿よな。
ただ、京都の店頭で、この黒糖をあえてお土産に選ぶのかと聞かれると、もっと華やかなお菓子を買ってしまうと思うから、今回の煽り商法が良い機会をもたらしました。
好きな形に割っていただく形です。
かじると、カリッとソリッドな心地良き歯ざわりよ。
生姜風味なんだけど、あからさまにヒリヒリはしません。黒糖の風味も含め、きつ過ぎもせず、弱すぎもせず、スッとおいしく食べられる丁度良き塩梅ですよ。
おいしい。
悔しいけど、やはり京都の逸品だな。
おひもさんはシナモン風味の焼き皮に黄身を塗って、焼き芋風に仕上げたお菓子。中身は芋を混ぜた白あんです。
心なしか、ややパスっとしてるし、スペックだけ書くとなんてことないお菓子みたいですが、やはり風味の良さ、お味の良さ、姿の美しさ。
とてもバランスよく仕上がっており、さすがの京菓子なのです。
ぐぬぬぬぬ。
京都にとれるマウントが、シュウマイの年間消費量くらいしか思い浮かばねぇ! その大半が崎陽軒のシウマイ弁当だし!
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