コロナ下に開業していた三島駅の新たなランドマーク。
南口にできた東急ホテルのダイニングです。
三島のホテルというと、主にビジネス用途のチンマイところばかり。
そんな中に、アーバンリゾートを掲げ、グリルレストランや大浴場を併設するこちらの存在は、地元観光にも大きなインパクトがあるんじゃないかと感じます。
最上階には露天風呂があるらしいのだけど、その下にあるレストランの眺望もなかなかのものですよ。
正面にどーんとそびえるはずの富士山は、例によって、私には顔を見せたくないようなのですが、その代わりに日大三島や東レのでっかい化学工場はバッチリと拝めます。
炉端グリル料理のお店らしく、店内中央に大きな鉄板&グリルスペースが設置されております。でも、ホントはビュッフェをやりたかったんじゃねーかという構造にも見えますし、まだ営業に本腰が入ってないのかなとも感じます。
一方、スタッフの対応は丁寧で行き届いているし、座席は半個室的な形で、ゆったり配されておりますから、贅沢にお食事ができる環境です。
ラストオーダーギリギリに滑り込んだので、簡素なAコースで手早くやっつけます。
メインは肉魚1品ずつしか無いらしく、他にカレーやハヤシも見えましたが、選択肢は決して多くありません。
コースに付くサラダバーもこんな内容なので、やはり、あんまり力が入ってないのかなとも感じます。
お肉のメインはポークの味噌漬け。
字面的にもうちょいユルいもんを想定していましたが、付け合せも含め、意外にちゃんとしてました。
お魚料理はカレイのグリーンカレー仕立て。これもちゃんとホテル風。
ライスを選ぶと和定食っぽく、漬物やお味噌汁もついてくるのがいいよな。
お料理は気さくな創作みもあり、味もおいしいです。
ことお茶に関しては、駅の至近でゆっくりできる唯一の選択肢だと思うのですが、ティータイムのデザートはチーズケーキ、ガトーショコラ、アイスのみとなっており、やはり選択肢に乏しいのが玉に瑕。
せっかくの良環境がもったいないので、もっとガンガン売り出してほしいな。
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