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長崎港ターミナルの「南蛮亭」で五色うどん

港の再開発事業により設置された、長崎港ターミナルビル「ビッグビット」

メカメカしきキリンプラザを設計した高松伸によるもので、無骨コンクリートにSFみのある曲線を組み合わせた、かっこいい建物です。

さてさて、長崎名物、五島うどんの話なのよ。

表面に椿油を塗りながら手延して、ゆっくりと自然乾燥させることで、細うどんながら、独特のコシとつるりとした口当たりが生まれるようですね。

しかし、ちゃんぽん支配下の長崎市街では、五島うどんを食べようと思ってもめぼしいお店が引っかからないんだよね。

基本、乾麺で流通しているので、これで専門店を構えるというよりは、和食店や麺類食堂のメニューの一つになっているのかも?

五島列島への船が出るターミナルのうどん屋さんがそれっぽいのかな。

ここは旧ターミナルの時代から営業しており、朝も早いので朝食利用も可能です。

うどんは熟練のおっちゃんたちにより手際よく提供されますが、テーブルも設置されてるから、焦らずゆっくり食べることもできますよ。

名物のうどんは、かつて、この港から軍艦島や香焼に働きに出ていた鉱夫たちの腹を満たしたもの。

彼らが少しでも明るい気分になるよう、ちくわ、なると、天かす、おぼろ昆布、ねぎの5種類を彩って提供したんだそうです。

麺はグニグニっとした太麺で…… あれ?これは五島うどん……じゃなくて、五色うどんて書いてあるじゃね―か!! 老眼の見間違いだよっ! 

ともあれ、長崎らしいアゴ出汁の汁はスッキリして、とってもおいしかったから、とめどなく飲んでしまったのでした。 

おでんもおいしそうだったな。

五島列島までは、ジェットフォイルで1時間ちょいか。

いつか訪れる機会があるかなぁ。

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