横浜駅「崎陽軒／アリババ」でランチバイキング

本店地下にあるビアレストラン。

崎陽軒のシウマイが食べ放題となる、ランチバイキングが有名ですよね。

店舗は東口の地下街「ポルタ」と直結しております。

ホテルのビュッフェもだいぶ値上がりした中で、ソフトドリンクバー込みのお手頃価格なのが魅力。団体以外はランチ予約ができないため、平日でも、まま行列ができる人気店でした。

コロナ下では、無国籍な丼や定食類を提供しましたが、これは捗々しくなかったようで、その後、選べるメイン＆ハンパなハーフビュッフェの体制に移行。今春から、従来の形に復帰したような経緯です。

ぶっちゃけ、普通のレストランとしてお客は呼べないっちゅー事なんだろうな。しばらくは寂しい状況が続いていた様子でしたね。

開店前から店頭にウェイティングリストが出ており、名前を書いておくと順に呼ばれる仕組みです。

この日は口開けからホールにお客さんがワイワイと集まった状態でしたが、それなりにキャパのあるお店なので、難なく丸呑みできました。

店内はほんのりシルクロードをふりかけた「銀座ライオン」て感じの雰囲気です。席は詰めこまずにゆったりと使わせており、やはり、この間に少々お客が離れてしまったのか、だいぶ余裕ある空席状況でしたね。

バイキングのお料理は無国籍で、品数も多くはありません。ただ、業務品は一捻りしたり、一皿を食べ切ると、また別の種類のお料理が補填される形で、お客を飽きさせない工夫がなされております。

もっとも、分相応というか、自ずと上限を感じる内容なのは仕方ないところ。若向けならともかく、客層は中高年中心でもあるので、やや需給のミスマッチも感じますね。

ちなみに、この中ではしっとり焼かれた低温ローストポークがおいしかったのだけど、以後補充はされず、開店時サービス品的な扱いだったのかもしれん。

そして、皆さん、ご注目のシウマイ食べ放題！

間違いなく、いつも食ってる、あのお味ですが、他の並なビュッフェ料理に混じって、なんの違和感も感じないのが、ややショッキング！　我々横浜市民が神聖視するシウマイの素顔を覗き見てしまったかのようなバツの悪さもあります。

そもそも浴びるほど食ってみたいと思うもんでもありませんし、食べ放題になっても、それほど食えるものではないので、ご注意あれ。

そして、このビュッフェで「崎陽軒」らしさを感じる品が、このシウマイだけってのも寂しいわ。遠方から楽しみに来られる方には、フツーにレギュラーなバイキング内容なので、横浜観光的なオススメはできないかもな。

他の焼売商品にもおいしいものがあるし、その他の販売商品を試食感覚でならべてみたり、お弁当でおなじみのおかず類を盛り込む方が、よほど喜ばれるんじゃないかって思うんだけどね。

需要というよりは、当初の店舗コンセプトに縛られている感だよな。

ほんのり甘いカレーがイケるので、シウマイカレーが最適解かもな！

以前はローストチキンが名物だったんだけど、コロナの間になくなっちゃったみたいで、お料理にはシウマイ以外の核が欲しいのです。

たしか、ワイン飲み放題だった時期もあったはずで、どちらかというと、お食事よりはつまみっぽい内容でもあるため、昼間っからシウマイをアテに発泡酒飲み放題的な方向でも良いような気がする。

デザートの串揚げ他。

この辺の甘味はアイスだけ残して、ばっさりカットしても問題なかろうな。

左上のマンゴー芋ようかんみたいなのが絶望的イマイチで、ただ種類増やすだけじゃ女子も喜ばんと思います。