銅座町通りにある一口餃子と鳥料理のお店。
かつて博多「宝雲亭」の二代目が立ち上げたお店らしく、やはり系列としてリストに載っておりました。

創業も「雲龍亭」より古く、店頭には ”元祖一口ギョーザ” のノボリも出ております。
ただ、紆余曲折があったようで、歴史ある本店なのに、隣の店と合体して、看板も鳥屋の方をデカく掲げている謎営業なのよ。
店内は2軒分なので相応のキャパがあり、ふらり訪れても入店しやすい環境です。
気さくなママと、異国の女店員たちで運営されており、「雲龍亭 本店」のストイックに比べると、だいぶユルい飲み屋っぽい雰囲気なんだな。

コイン大に薄く包まれた餃子。
皮は極薄なんだけど、ニラ入りのペースト餡とはすっかり剥離して、ヘッナヘナな焼き上がり。
油っぽいし、火の通りにムラもあるしで、正直、イマイチなのです。
いったい、どうしちゃったのか。
餃子に関しては、もはや長崎の双璧とはいえないんじゃないかなと思います。

鶏の唐揚げで有名だった「江戸善」というお店が店主高齢で閉店した後、職人さんを招いて「とり福」を立ち上げたという経緯みたいですね。
復活の骨付きの唐揚げは、サクッとしつ、やや粉っぽい衣をまとっており、調味については、アジシオでもいいから、もう一味があってもいいかなってくらい。
やはり油残りを感じて、モタれそうなのを、レモンサワーでさっぱり流せてよかったわ。
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