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上諏訪の「甲子堂」で初霜

湖畔に観光ホテルが多く建つ上諏訪温泉でありますが、周囲に浴衣でそぞろ歩く温泉街みたいなものは見当たらないんだよね。だいぶ枯れたスナックエリアだけ。

皆さん、移動はもっぱら自家用車で、ホテルに直接出入りする感じなんだろうな。

お土産についても、ホテルの売店や立ち寄った観光施設で購入することが多いのかもしれません。

ありそでなさそなのが、郷土菓子の類なのですよ。

お酒や味噌を買って帰ればいいじゃないってことなのかもな。

大正14年創業の菓子店「甲子堂」は貴重な存在で、あとは謎の鳥パンくらい?

ご当地には氷餅という郷土食があります。 

搗いた後、水につけた餅を、厳冬期の屋外で凍らせ、寒風に長期間さらし乾燥させた保存食。

お湯などで柔らかく戻して食べたり、砕いたものを、和菓子の表面に雪のように散らす使い方もありますよね。

「甲子堂」の看板銘菓である初霜は、氷餅を摺り蜜でかっちりコーティングした干菓子です。

これは雪を固めたような景色と独特の食感を楽しむもので、サクサクの歯触りが面白い一方、口内の水分を吸ってモサモサするから、あんまりおいしいものではありません。 

極上塩羊羹。

某新鶴で買いそびれちゃったので、こちらでリベンジしたのですが、姿はわりと似ていますよね。

やはり皮むき小豆で作っているのか、薄っすらグレーな渋い色合いです。

一般的な煉羊羹と比べると、だいぶライトな豆感で、むしろ名産の寒天のプリッとした口当たりを感じます。お味はしっかり甘く、塩のコクも加わり、わかりやすい仕上がり。

すなわち夏向きで、よく冷やして食べたいのです。

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